サウナチャレンジ8件目は、札幌市白石区にある「湯めらんど」です。
湯めらんどは、我が家と同じ白石区(しろいしく、と読みます)にあり、車だと5分ほどの所にあります。
そんな近所に素敵なサウナがあったとしたら、、、、何てファンタスティックな人生!!でしょう。
期待にタオルを膨らませながら、逝ってまいりました。
溢れ出る昭和臭
夢ランドの特徴は、何と言っても溢れ出る「昭和臭」です。
いわゆるスーパー銭湯的な立ち位置なのですが、80年代に建設されたであろう施設が改修の跡もなく現存しており、ある種のタイムスリップ感覚を堪能できます。
そして、子供と行くとお風呂で遊ぶオモチャを貸してくれるという昭和的なサービスがあります。貸してくれるオモチャが「仮面ライダークウガ」のソフビというのも、時代感覚を狂わせてくれます。
オモチャのこともあり、息子イチオシの銭湯なので、今までかなりの回数通っているのですが、サウナに注目したことはありませんでした。
しかし、よく思い出してみると、古ぼけた施設の中で、サウナだけはいつも混んでいた記憶があります。そのため、サウナはかなりイイのではないかぁ?!という希望的観測を持っていました。
ドライなはずのサウナに湿度を感じる!?
サウナはガスストーブ式で温度は80〜90℃。設備としてはドライに傾きそうで好みではない環境ですが、噂によると1時間に一回、係のおばちゃんが水をぶっかけてくれる(ロウリュ?)とのこと。私が行った21時台はロウリュがありませんでしたが、設備の割には湿度が高い気がしました。
座席は3段あり、最上段だと十分な熱が感じられ、程よい汗が出ました。
ローカルルールとして、サウナを出るとき備え付けのタオルで席を拭くというのがありました。
タオルは定期的に係の人が取り替えてくれるのですが、自分が行った日は利用が多かったためか、サウナ内で汗の匂いが強くしたのが残念でした。後日、改めてチャレンジしたときは、そんなことは無かったので、その日だけだったのかもしれません。
水風呂はコンパクトさがいい
ネット情報だと水風呂は10℃とあったので、正直ちょっとビビってました。
水風呂はかなり小さく、二人入るのがギリギリなくらい。
水風呂の脇に、水浴び用のミニ水風呂があり、水風呂前にその水で汗を流せるのがナイスです。汗を流すのに、水風呂本体の水を使われると、水風呂の温度が乱れるのが好きではないので、この装備は嬉しいです。
ミニ水風呂の水を浴びるとかなり温度が低かったので、覚悟を決めて水風呂に飛び込みました。入水30秒後に手足の痺れがくるものの、体感的には16℃くらい。狭い水風呂なので、温度の上下は激しいと推測されます。
外気浴でめぐりあう宇宙
浴室内には休憩用の椅子が二つ。露天風呂には椅子が二つと、屋根付きのベンチが一つ。春には桜が楽しめるとのことです(北海道の開花はまだまだ先、普通は5月初めです)。
空の解放スペースが広いので、椅子に座って夜空を眺めると、星々の瞬きがトリップ感をドライブしてくれます。
露天風呂は温泉ではなく、入浴剤入りの風呂です。入浴剤は日替わりですが、香りがきついと感じる時もあります。
温度十分・湿度そこそこのサウナ、コンパクトでキレのある水風呂、星空トリップの外気浴のルーチン、3セット目で「整い」発動。
サウナ7分 × 3 +ショート1
水風呂1分 × 3 + ショート1
外気浴7分 × 3
十分楽しみました。
コンセプトがぶれないサ飯
サ飯も昭和臭漂うメニューが揃っています。全体的に味は良いです。中でもラーメンは、平成ロストジェネレーションで失ってしまった何かが現存する「あの時のラーメン」を味わうことができておススメです。
総評
想像以上に良かったです。これで利用料が440円!というのも嬉しい限り。コスパ良すぎです。
残念な点は、休憩スペースが禁煙ではない(これも昭和チック)ことですね。
近所にこんなにもサウナが楽しめる施設があるなんて、嬉しい限りです。今度は、噂のロウリュを確かめるため、早めの時間に行ってみたいと思います。