お魚くわえて

鍼治療が世界を変えるまでの記録

改装工事終了。「ぬくもり」にこだわったらこうなりました。

みなさんこんにちは。札幌市白石区にある小さな手作り鍼灸院、快気堂鍼灸院白石の院長、谷地一博です。 今年の1月5日から始まりました、外壁の改修工事がようやく終わりました。

IMG_1136 冬場の作業は予想以上に大変なもので、また、作業中に、もっとこうしたいという私たちのいろんな要望が出てきたりして、完成が伸びに伸びておりました。IMG_1620

ずっとこんな感じで幕がかかっていて、患者様にもご迷惑をおかけしました。

長い間お付き合いいただいたトレーダーホームの皆様には大変お世話になりました。おかげさまで、優しいぬくもりが感じられる素敵な外観になったと思います。

2歳半の息子も、工事の音嫌がるかな?と思っていましたが、大工さんたちのことを「トントントンのおじさん」と呼び、夜寝る前には「明日はトントントンのおじさん来るかな〜?」などと言うほど、意外に楽しんでいたようでした。工事が終わって「トントントンのおじさんもう来ないんだよ」と言うと「さみしいね」と言っていました。

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いらっしゃるかはわかりませんが、快気堂鍼灸院白石マニアの方なら変わったところがすぐわかると思いますが、大半の方が、前ってどんなのだっけ?と思われると予想しますので、前の写真も載せておきます。

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どうでしょう?築30年にしては、突き抜けた白い色が古さを感じさせず、独特のアーチが個性を持っていて、これはこれでとても気に入っていました。改修工事当初は、この感じを残そうと思っていましたが、外壁の材料に同じ色のものがなく、いろいろ迷いました。最終的に同じ白のレンガ調(クローフと言うそうです)のものか、ボアホワイトという、ちょっとベージュが入ったような色の木目調か、どちらかに絞り込みました。クローフの突き抜けた白に魅了された私は、クローフでいくことに一度は決定したのですが、予想完成図をトレーダーホームの方に作ってもらったり、自分で画像を加工してシミューレーションしてみた結果、クローフだと少しうるさい感じがしてしまいました。IMG_1696 ボアホワイトの木目調は、白と比べると少し暗いかなと思って第2候補にしていましたが、シミューレーションで全体象を作ってみると、暗さは全然なく、むしろ温かみが出ていたので、これしかないと決断しました。さらに、参考にしようと色んな建物を見たり、治療院を見て回ったりした結果、最近の建物は、意外にクローフを使っている所が多いことに気づきました。木目調はブラウン系のものや黒はありましたが、ボアホワイトの木目調の家は一軒もありませんでした。

人気のあるものには理由があるのだから、そちらに揃えるか、リスクを承知で他にはないもので新しい挑戦をするか、どちらを選ぶかと問われれば、もちろん後者の私と妻。迷わずボアホワイトの木目調に掛けることにしたのでした。結果、木のぬくもりを大事にした内装とテーマが統一され、とても快気堂鍼灸院白石の個性を表現する、納得の仕上がりになりました。

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快気堂鍼灸院白石では、機械を使わず、手作業での治療にこだわっています。単にナチュラル信仰なわけではありません。最善の治療は何かと、数百万する機械の導入も含めて、治療を試し、検討を重ねた結果、手作業が一番治療効果があると判断し、こだわりをもって治療しています。それに合わせて、内装も手のぬくもり、木のぬくもりを感じられるような作りにしています。今回、外装もそれにぴったりのイメージに変わり、新たな快気堂鍼灸院白石としてのスタートにふさわしい感じになりました。治療法も活法を取り入れることで、「先生、進化してますね」と常連さんに言われる位、レベルアップしています。活法については、後日詳しく紹介したします。

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また、あまり見えませんが、青だった屋根を、赤毛のアンに出てくるグリーンゲーブルズのような緑にしたいという妻の要望で緑にしました。これも、優しい感じで外壁にあっています。窓も全部交換し、断熱材も入れ直したので、防寒対策ばっちりなのですが、今年は春が早かったため、その真の実力は来シーズン発揮されることでしょう。

さらにぬくもり感が増したこだわりだらけの治療院と、ますますパワーアップした手技で皆様により笑顔になっていただくのを楽しみにしています。

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